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スポーツネタを書いていくつもりです


by ysm-k

尼崎事故車両、カーブ手前で時速126キロ

兵庫県尼崎市のJR福知山線事故で、事故車両は脱線直前、カーブの制限速度の時速70キロを大幅に超える時速126キロを出していたことが7日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べでわかった。

 事故車両に搭載されている「モニター制御装置」の解析によって割り出したもので、126キロが出ていたのは、高見隆二郎運転士(死亡)が非常ブレーキを作動させたわずか5秒前と見られている。事故調では、直前の伊丹駅でオーバーランした高見運転士が、ダイヤの遅れを取り戻そうとして無理な「回復運転」をした結果、異常な高速でカーブに進入したと断定した。

 速度データが残っていたのは、事故車両の運転台に搭載されていたモニター制御装置で、非常ブレーキの作動前5秒以降の速度などを自動的に記録する仕組みとなっている。

 これまでに非常ブレーキ作動時の速度が108キロとわかっていたが、事故調でさらに解析を進めたところ、モニターに記録されたカーブ手前の速度は126キロと判明した。

 通常の運転では、遅くとも現場カーブ手前380メートルの地点では十分に減速を終え、カーブには時速65キロ程度で進入している。

 今回の分析により、高見運転士はカーブ手前約200メートル程度の地点でなお、通常では考えられない速度を出していたことが判明。事故調では、速度超過が転覆脱線の主要因となったことが、ほぼ裏付けられたと見ている。

車で100㌔で走るのも怖いのに、電車で126㌔はかなりのスピードですね。

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050508i101.htm
by ysm-k | 2005-05-08 06:41